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英日翻訳者・ライター。行けるとこまで行きます。

2021-01-01から1年間の記事一覧

リズ・アーメッド&ファティマ・ファリーン・ミルザ

今年のアカデミー賞は全然興味がわかなかったけど、リズ・アーメッドとファティマ・ファリーン・ミルザ夫妻のレッドカーペット動画はほんと素敵で、それだけは何度も繰り返し見た。去年結婚してから夫婦として初めてのオフィシャルの場らしく、作家の妻への…

遠い国に行きたい

ええ加減にせぇよ、って怒りが泥みたいに毎日沸々と湧いて体の中に溜まっている。 4/21(水)映画ニュース翻訳;リサーチ;N案件4/22(木)映画ニュース翻訳;N案件4/23(金)映画ニュース翻訳;リサーチ4/24(土)リサーチKindle読書「BUTTER」柚木麻子(著…

「The Last Shift」

ハンバーガーショップの夜シフトで何十年も働いてきた白人の初老男性と、軽犯罪を犯して刑務所入りを免れるために更生しなきゃいけない黒人青年の話。接点のないはずの2人の人生が交錯するドラマで、よくある相互理解の決着を期待するのは安易すぎるけど、そ…

「あのこは貴族」

地方出身であり、東京の大学にエスカレーターで進学した内部生でもある自分は、華子の世界も美紀の世界も片足だけ突っ込んだ傍観者として共感できた。女同士の醜いファイトがなくて、それぞれにプライドがあって、すがすがしいエンディングも好感もてた。映…

ピータン豆腐

いつも新しい味を教えてくれる知人から、今度はピータン豆腐を教わった。ピータン豆腐自体は中華料理屋によくあるし、食べたことあるけど、自宅で食べたことなかった。ピータンって自分で買ったことがなかったし、どんな状態で売ってるのか知らなかった。普…

スパの塩素問題

塩素強すぎ問題で行くのが怖くなってたスパ、思い切って再訪したら解決されてた。前回はお風呂にいる最中から翌日いっぱい、ずっと鼻水が止まらなかったんだよ。このスパはサウナ→水風呂→整い、の導線がいいし、アメニティも充実しつついつもそこそこ空いて…

「ノマドランド」

クロエ・ジャオは、ガチノマドのリンダ・メイとスワンキーを見つけてきたことがすごいと思った。あの2人、マクドーマンドに負けない存在感だったし、肝の座り方が違ったもんね。見終わった直後は落ち込んだけど、「See you on the road」の言葉を胸の中で反…

「昭和歌謡大全集」

オタク軍団とおばさん軍団の戦闘もので、村上龍がいろいろ行き詰まってた時に鬱憤を晴らすため書いたらしく、突飛すぎ&毒舌すぎで何度も声出して笑った。でも、おばさんって言っても30代半ばなんだよね。昔の小説だから、当時だと十分おばさんって認識なん…

花見散歩

阿佐ヶ谷で電車を降りて善福寺川緑地、西永福の大宮八幡、浜田山まで歩き、下北沢まで井の頭線に乗って、下北沢からまた歩いて帰った。知らないところを歩いて、たくさんの桜を見て、いい気分。天気も最高で、そりゃやるなと言われてもみんなシート敷いて花…

The Linda Lindas

原書を読んでとっても好きだった「モキシー」がついに映画になった。パトリック・シュワルツェネッガーがもうすこし芸達者だったら、もっと嫌味なジョックになったと思うのに残念。見た目はいかにもなんだけどね。原作の設定をいろいろ変えたり、バッサリ切…

「自転しながら公転する」

「5時に夢中」で中瀬ゆかりたんが激賞していた「自転しながら公転する」を読んだ。山本文緒さんの本を読んだのは初めて。アマゾンのレビューにたくさん書いてあったように、確かに読みやすかった。けれどそんなことより、この枯れ朽ちていく一方の日本で、老…

Mobyのピアノ

Mobyのメディテーション音楽がかなりいい。目を閉じてるとピアノの音が身体の中で響く。なんとも言えない気持ちよさで、今まで味わったことのない感覚。 3/13(土)リサーチ;N案件3/14(日)リサーチ;N案件3/15(月)映画ニュース翻訳;リサーチ3/16(火)…

「40歳の解釈: ラダの場合」

監督・脚本・主演したこれが自伝的作品で、さらにラダが全米監督組合賞の初長編監督賞にノミネートされたことまでも含めて、いい話だーと思った。ブロンクスのガレージにあるプロレスリング上で、女性ラッパーたちがバトルするシーン、クリスティーナ・アギ…

「女が階段を上る時」

銀座のバーのマダムが主人公で、高峰秀子が演じてるんだけど、30歳くらいって設定らしく、貫禄にビビった。実家の母や兄からは金をたかられ、バーのお客からは遊び相手にされて、マダム見てて辛かった。昔の女優・俳優って落ち着いてて大人。今ってトム・ク…

「マルコム&マリー」

カップルのIntimacyとハリウッドについての映画だった。ゼンデイヤもジョンワシもあんな長台詞をよく覚えたなー。大げんかして、仲直りしかけるけど、でも完全には和解できなくて、っていうカップルのパワーバランスが危うい綱渡りみたいで引き込まれた。そ…

「事件現場から: セシルホテル失踪事件」

この番組、ロン・ハワードとブライアン・グレイザーのイマジンが制作してるのね。エリサ・ラムのエレベーター動画がすごいクオリティだから、どんな真相が明かされるのかと思ってたら、鬱病が原因の事故死だろうという決着だった。もっと「嘘でしょ!」みた…

邦画3本

「すばらしき世界」で役所広司はやっぱり素晴らしいな(過大評価されてる渡辺謙より何十倍も名優)と再認識したとこから「キツツキと雨」を見て「CURE」、そして黒沢清祭りへ。こんな立て続けに邦画を見るの久しぶり。そして一度見たけど全く忘れていた「ク…

自分を構う

9カ月ぶりに美容院に行ってすっきり。肩ぐらいまで短くした。今回は髪型もハイライトの具合もかなり気に入ってるから、伸びてどんな感じになるか楽しみ。しかし髪をきちんと整えるだけで、気持ちがずいぶんすっきりするんだな。この心理的効果はバカに出来な…

「すばらしき世界」

見終わってから、こんなに何日も思い返す、胸に残る映画は久しぶり。「すばらしき世界」とても良かった。西川美和はもう是枝監督を超えているのでは。役所広司の演技も流石だった。不器用で瞬間湯沸かし器みたいでおかしみがあって。ラストの泣き笑顔が忘れ…

とんかつ檍

関内のとんかつ檍へ。檍=あおき、って読むのこの店で初めて知った。これ変換で出てこなくない? ともかく久々のとんかつ美味しかった〜。この歳でもロースが胃もたれしなかったのは林SPFのおかげ? この店の揚げ技?店を出て「はー、お腹いっぱい。夢のよう…

「ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ」

前半なかなか事件が起こらなくてページが進まなかったけれど、途中はなかなかスリリングで楽しかった。後半も二転三転あって、落ち着いた先に「う〜ん」と微妙な気持ちに。小説だから何でもありだけど、こんな子いるかな?と思ったところで、そうだこの作家A…

吉野家

久しぶりに吉野家で牛丼(生卵付き)食べたらめちゃくちゃ美味しくて感動した。こんなのがワンコインで食べられるなんて! 前に妹が言ってたんだけど、近所の吉野家には決まった曜日に行くと決めていて、なぜならその曜日はキッチンに入ってる人の腕がいいの…

10年後、20年後のサザエさん

夕飯を食べながら夫と「サザエさん」を見ていて、この家族の現代版というか10年後、20年後の磯野家を見たいよねと話した。サザエは当然パートに出ているか、どこかの中小企業でバリバリ活躍しているかもしれない。マスオはサザエに隠れて援交にハマってるか…

朝瞑想

Headspaceの無料期間が終わっちゃった。朝の10分の瞑想、今年から始めたばっかりのビギナーだけど、早くも効果を感じてるんだよね。どうしよう。年会費払おうか、続きは独学にしようか迷う〜。 1/24(日)N案件1/25(月)映画ニュース翻訳;N案件1/26(火)…

「daily PASTA book 鎌倉オステリアコマチーナのパスタとつまみ81皿」

鎌倉にあるイタリアンレストラン「オステリア コマチーナ」のシェフ、亀井良真さんの新刊レシピ本「daily PASTA book 鎌倉オステリアコマチーナのパスタとつまみ81皿」を買った。去年、代官山の蔦屋書店で立ち読みした時、ふと目に入った「長ネギのオイル煮…

明るい服

気分が塞いでるので、アゲてくために明るい色の服が着たくなる。この間テレビで戸田恵子さんがピンクの素敵なコートと赤系のモヘア風のチェック柄マフラーを合わせててすごく似合ってた。歳とるほど明るいキレイな色の服着るのいいよねー。黒とかグレーって…

ポッドキャスト

ネトフリの犯罪実録ドキュメンタリーのポッドキャスト版みたいなの、アメリカで流行ってるよね。あれ、日本でもやってる人いるのかな? ここ数年、ポッドキャストからハリウッドで映画化とかドラマ化って流れをちょこちょこ目にするようになって、ずっと気に…

「Malcolm & Marie」

「Malcolm & Marie」のトレーラー見た。ゼンデイヤとジョンワシの2人、セクシーで素敵ね。ブラック版「マリッジ・ストーリー」みたいな感じなのかな。楽しみ。 1/8(金)映画ニュース翻訳;N案件1/9(土)N案件1/10(日)N案件1/11(月)映画ニュース翻訳;N…

Headspace

今年から瞑想アプリのHeadspaceを使い始めた。マインドフルネスには興味を持ってたんだけど、どうやって生活の中に取り入れたらいいのかよくわからなくて。とりあえず新年という区切りと、あともう頭の中が最近ぐるぐるだったんで、アプリの中でもデザインが…

「ミッドナイト・スカイ」「しとやかな獣」

「ミッドナイト・スカイ」は「ゼロ・グラビティ」くらいに、もうちょっとコンパクトにまとめてもよかったのでは? 最後の10分に詰め込みすぎだよ。そこに行き着くまでの展開がダラダラだったなー。ちょっとがっかり。一方「しとやかな獣」は1962年の映画だけ…