Middle

英日翻訳者・ライター。行けるとこまで行きます。

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

クリムトのアイシャドウパレット

クリムトのケースが素敵なアイシャドウが中国から予定より早く届いた。しかもとても丁寧な梱包で。中国だから……と遅延や欠損を覚悟していた私。中国ごめんよ! 中身のシャドウの色もキレイだし、筆も発色もいい感じ。早速使ったら可愛くて(自分判断)いい買…

無印の靴下

久々にユニクロのヒートテックソックスを穿いて3時間近く散歩したんだけど、片方がずり落ちてスニーカーの中で丸まっちゃって不快だった。ユニクロの靴下、すぐつま先に穴が空くしダメだな。その点、いま無印で売ってるテーパード靴下はすごくいい。ずり下が…

「平場の月」

独り身の下流中年の恋愛もので、読み終わった後、静か〜な余韻に浸った。昔のように気持ちのまま暴走する体力も気力もなく、目の前の病と生活に自分1人で立ち向かうことだけに必死な須藤のこと、よくわかるし素敵だなーと思った。自分を軽蔑しちゃうような経…

「燃ゆる女の肖像」

なんとポエティックな映画。評判通り素晴らしかった。18世紀のフランスの島を舞台にした、良家のお嬢様と彼女の見合い用の肖像画を描くため雇われた女性画家の物語。女性同士の恋愛、生理、堕胎、絵画に音楽に荒れる海、と女性性が炸裂していて衣装も美しく…

「トウキョウ・バイス」

ちょうど今週、渋谷や新宿で撮影が行われていたらしい。マイケル・マンがパイロット版の監督を務めるというHBO Maxのドラマの原作「トウキョウ・バイス: アメリカ人記者の警察回り体験記」を読み終えて、自分が何の刺激もなくだらーっと暮らしている街で、こ…

「シカゴ7裁判」「Mank/マンク」

アーロン・ソーキンが監督した「シカゴ7裁判」、最初から怒濤の台詞展開でソーキン節が炸裂してた。周庭さんたちが捕まった今の香港が、後に「香港3裁判」(リンゴ日報の人を入れて4裁判?)みたいになるのだろうか。ソーキンといえば「ソーシャル・ネットワ…

「ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌」

原作を読んだし、トレーラーを見てかなり期待してたけど。。あれでは主人公のヴァンス家の物語で完結してて、ヒルビリーの人たちのことがきちんと語られていないと思う。何度頑張ろうとしても失敗しちゃうジャンキーのお母さんがなぜそうなったのか、あれじ…