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英日翻訳者・ライター。行けるとこまで行きます。

2022-01-01から1年間の記事一覧

12月に見た映画とドラマ

ちょっと日常のフェーズが変わって、ペースがおぼつかないんだけど、よい方向に向かっていることは間違いないから、このまま迷わず前進する。とりあえず最近みた映画とドラマを記録しておこうかな。 映画「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」/キャメロン…

アニー・エルノー「嫉妬」

主人公の女性って中年だよね? その彼女が、自分が捨てたはずの男に新しい恋人がいると知った途端、惜しくなってストーカー化するって……バカだなぁと思うけど、そういうことあるよねぇとも思う。この醜さ、惨めさが言語化されてるのがすごい。ちょっと“阿部…

新しい葉

9月の半ばに買ったコーヒーの木から新しい葉が出てきた。めっちゃうれしい! なんか縁起がいいじゃないの。これから寒くなるけど元気に育ってねー。(そして家に金運をもたらしておくれー)

リーディング

久しぶりにリーディングをしているんだけど、1冊をシノプシスにまとめるのってほんと鍛えられるなぁと思う。原書が300ページ超あって、ノートに各章の要点書き出すのにまるまる9日かかった。これからシノプシス作りに入るところ。2日でできるかなぁ。なん…

「ザ・メニュー」

あの強烈スノッブなレストランはNomaのイメージなのかな。確かにどのメニューよりも、アニャが最後にオーダーしたチーズバーガーがいちばん美味しそうだったよw たぶんシェフもアニャと同じ貧困家庭出身でサービス提供側で自力で生きてきた人間だから、最後…

もうネットで服は買わない

やっぱりもうネットで服を買うのはやめる。特にパンツは危険。ものすごく久しぶりにネットで買ったから、海外のサイズ表示と今の自分の体型がどこまで誤差なくマッチするのか、もう全然勘が鈍ってた。 &Other Storiesでピンクの麻のワイドパンツがセールに…

「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」

ライアン・クーグラーはやっぱりアクションじゃなくてドラマの人なんだなと思った。前半のチャドウィックを悼むシーンはグッときたし、ラストでシュリが淡い日差しの中、喪失の哀しみを受け止めて浄化させるシーンは「フルートベール駅で」みたいに美しかっ…

ヘナ染め

今年に入ってから、おでこのところに集まってる白髪が気になり始めて、美容院に行く間隔が2〜3カ月になった。そのペースで全染めしてると、やっぱり髪が傷むんだよね。それでついにヘナ染めデビュー。YouTubeでいろんな動画を見て、iHerbでこれだと思うヘナ…

「タイラー・レイク -命の奪還-」

今どきのアクション映画らしくゲームみたいなカメラワークとカット割りだった。「パターソン」のゴルシフテ・ファラハニが出てたんだけど、長谷川潤に激似だねー。来年、続編が配信らしいけど、ジョン・ウィック的なシリーズにするつもりなんだろうか。 11/1…

自分の嫌なところ

一人で家に籠もってると分からないことが、人と交わって話すことで見えてくるってことある。特に自分自身のこと。あー、こういうところダメだなぁとか、主に自分の嫌なところ。見たくないけど事実だからしょうがない。気づかなくなるよりはましだろう。見な…

踊りたい熱

ここ数年、ダンス教室に興味が出てきてちょっと調べてるんだけど、どうもピンとくるところがない。私がやりたいのはヒップホップとかジャズダンスとかじゃなくて、もっとCMで後ろの人たちが踊ってるようなやつなの。あれはなんていう種類のダンスなの? 例え…

「シスターズ」

ネトフリの韓国ドラマ「シスターズ」、ようやく12話全部見た。あれは若草物語をベースにしていると聞き、亡くなってしまった妹を入れて4姉妹なのかと思いながら見ていたけれど、最後の方はあの金持ち夫妻の娘を入れて4姉妹という解釈もありだな、なんて感じ…

トンネル抜けた

苦しかったトンネルをやっと抜けることができた! この2年ほんとによく耐えた! わたし、お疲れ! 頑張ったね! 9/26(月)映画ニュース翻訳;N案件;リサーチ9/27(火)映画ニュース翻訳;リサーチ9/28(水)映画ニュース翻訳9/29(木)映画ニュース翻訳 Ki…

「対話のレッスン」

日本人は対話が苦手。日本人は異常に反省が好き。「対話のレッスン」に書かれていた内容が激しく自分に当てはまって、苦笑いしちゃう気持ち。日本人は小学校の頃からディベートの授業を取り入れるべきだと思う。そういう教育を受けてきたら、自分と異なる意…

エリザベス女王の国葬

すごいねー、映画みたいな映像だった。私もイギリスにいたら、12時間行列は無理でも何かしら見に行ってただろうな。イギリスはスーパーとか郵便局とか病院とかいろんなサービスがルーズで腹が立つことが多いけど、ロンドン五輪の開会式といいこういう国を挙…

コーヒーの木

ついに観葉植物を家に迎え入れた。ここ数カ月ずっと買おうかどうか迷ってて、いちばんの懸案事項は虫だったんだけど、欲しい気持ちがどうしても高まって「コーヒーの木」にしてみた。緑の濃さとか鉢との組み合わせとか、とても気に入って早速“コヒちゃん”と…

朝活

スティーヴン・キングの「書くことについて」とトニ・モリスンのガーディアン紙のインタビューを読んで、私ももっと朝活の内容を濃くしていこうと気持ちが引き締まった。今も早起きしてるけど、やっぱり午前中が勝負。で、さすがに午後は力尽きてくるから、…

「サマリタン」

「ジョーカー」をB級にしたような映画だったけど、子役の男の子がとてもかわいくて芸達者で、ほぼこの子が作品を引っ張ってた。彼はNEXTジェイコブ・トレンブレイって感じでこれから活躍しそう。76歳のスタローンがあそこまで身体が動くのもすごかったし、も…

「NOPE ノープ」「ブレット・トレイン」

「NOPE ノープ」面白かった。そして難しかった。あの地球外生命体はなんのメタファーなのかな。あの猿とどういう繋がりが? 見ながらずっと、なに? どういうこと? って頭回転させながら画面を追ってて刺激的だった。カルーヤの妙に落ち着いた感じとキキの…

「ミー・タイム」

マーク・ウォールバーグが44歳のパーティボーイって無理がありすぎだったし、ケビン・ハートと幼なじみっていう設定も2人にケミストリーが感じられず全然説得力なかった。やっぱり最高のコメディって作るの難しいんだなと改めて思うし、公開から25年経った「…

俯瞰

心配なことが多々あるとどうも考え方が近視眼的になってしまう。もっとこの状態を俯瞰してみたら、行き止まりの絶望的状況ではないとわかるはずなのに。こういうときこそ頭を数分からっぽにして瞑想すべし。 8/22(月)映画ニュース翻訳;N案件8/23(火)映…

「ヒッチャー」

ルドガー・ハウアーの「ヒッチャー」を見て、希死念慮に取り憑かれたサイコパスって最強だなと思った。あんな大雨の中、荒野に立ってるヒッチハイカーの大男を安易に車に乗せてしまう主人公の青年がアホすぎる。そんな頭のゆるいアホ青年と出会ったばかりに…

「路上のX」

桐野夏生は渋谷近辺に住んでるのかな。「グロテスク」も「燕は戻ってこない」にも出てきたけど、今回の「路上のX」もがっつり渋谷が舞台の物語で、普段自分が街ですれ違っている女の子たちの姿を思い出しながら胸が苦しくなった。道玄坂のラーメン屋、宮益坂…

お墓参り

コロナでずっと行けていなかった母のお墓参りへ。約3年ぶり。お墓の前に立つと不思議と嬉しくて心が晴れやかになるような気持ちがした。母が好きで私も小さい頃からよく食べた水ようかんと瀬戸内ナボナ、レモンケーキ、冷たい日本茶をお供えして、短い時間だ…

「カーター」

韓国映画らしい容赦ない殺戮バイオレンスで、カメラのシークエンスもすごかったけど、それだけ。話がつまらなすぎた。マ・ドンソクが出てたらもうちょっとのめり込めたかも知れないけど、アクションだけじゃどうにも没入できず、途中で見るのやめちゃった。 …

「プロミシング・ヤング・ウーマン」

これは見ておかなくてはと思っていたんだけど、劇場公開のタイミングを逃してしまって、今回ようやくアマプラで鑑賞した。辛い話だったなぁ。大学時代、泥酔してレイプされ動画を撮影されて自死した親友と、彼女を守れなかったことにずっと自責の念を抱えて…

「ワンダーウーマン1984」

全然筋が通らないひどい話だった。ペドロ・パスカルもクリステン・ウィグもこんな使い方もったいなさすぎ。彼らは一体何がしたかったんだというくらい意味不明な存在だった。悪役だって、考え方や行動になるほどと思える説得力がないと。 7/29(金)映画ニュ…

「Never Saw Me Coming」

ヴェラ・クリアンのデビュー小説「Never Saw Me Coming: Grade A student. Grade A psychopath」を読み終えた。この本はワシントンD.C.を舞台に、サイコパスの女子大学生クロエが、復讐を果たしていくサスペンスだ。クロエは12歳の時にウィルにレイプされ、…

「グレイマン」

ルッソ兄弟っていう先入観のせいかもしれないけど、空も陸もアクションのマーベルみがすごかった。ネトフリ史上最高の製作費って、これほとんどビジュアルエフェクトに使ってるんだよね? 劇場で見るべきだったかな。でも話が既視感ありすぎて全然面白くなか…

クリーピーパスタ

共訳書『【閲覧注意】ネットの怖い話 クリーピーパスタ』が発売された。自分が担当した作品を改めて読み直し、「こうすればよかったのか!」といまさら悔しくなるような己の未熟さを感じるなどしたが、やっぱりこうして出版されるのは嬉しいものだし、訳者の…