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英日翻訳者・ライター。行けるとこまで行きます。

「ユー・ピープル  僕らはこんなに違うけど」

監督ケニヤ・バリスだからと期待していたけど、そんなに面白くなかった。主人公の白人男子と黒人女子のあいだにそもそもケミストリーが全然感じられないから、いろんな壁を乗り越えてでも一緒になりたい感が出なかったんだと思う。ジュリア・ルイス=ドレイファスの演技のうまさに救われた作品なのでは。あと、このあいだジョナ・ヒルメンタルヘルスのドキュメンタリー「スタッツ:人生を好転させるツール」を見たばかりだから、彼本人の苦しみに思いがいっちゃって笑えなかった。ジョナ・ヒル好きだからほんと病んでるの見てるのつらかったんだよな。役者が生身の自分を見せるとこういう弊害もあるよね。そういえば、「ユー・ピープル」でジョナが一緒にポッドキャストやってた人、サム・ジェイっていう「サタデー・ナイト・ライブ」の脚本家らしい。彼女、「マスター・オブ・ゼロ」のリナ・ウェイス的な感じで今後ちょっと注目したい。

作業ログ:2月6日(月)〜2月11日(土)BO訳出 p.161

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