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英日翻訳者・ライター。行けるとこまで行きます。

「イングリッド ネットストーカーの女」

原題の「Ingrid Goes West」の方が語感が良い。母を亡くして、孤独のあまりインスタに繋がりを求めて暴走する女子イングリッドが主人公。オーブリー・プラザの演技をちゃんと見たのは初めてだったんだけど、彼女が演じるサイコなイングリッド、すごく良かった。LAの軽薄なインフルエンサーを演じるエリザベス・オルセンもはまり役だった。
SNSって、万単位でフォロワーがいる人にしかわからない快感と苦労があるんだろうな。そんなものに振り回されるなんてバカみたいと思うのは、私が中年だからか。最後、承認欲求からやっと解放されたかに見えたイングリッドだったのに、諦めたことで思いがけない注目を集めちゃった彼女が、この先また暗い沼にハマっていくんだろうと思うと、後味は決して良くなかった。
とりあえずイングリッドを見捨てないオシュア・ジャクソン・Jr.が最高。ワカンダ・フォーエバー!(「ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋」より)

4/9(木)
映画ニュース翻訳

4/10(金)
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4/11(土)
N案件

4/12(日)
N案件

読書「ある放浪者の半生」V.S.ナイポール(著)P178
Netflix映画「イングリッド ネットストーカーの女」

 

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