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英日翻訳者・ライター。行けるとこまで行きます。

さよならシェーキーズ

学生の頃はよく行ったシェーキーズ。部活の後に友だちと、あのスパイスの効いた平べったいポテトと飲み物だけで何時間もおしゃべりした……わたしの青春の思い出シェーキーズ。あれから幾星霜を経て、先日ひさしぶりにランチに行ってみたところ、もうわたしの知っているシェーキーズではなかった。
開店前のものすごい行列に「えっ、ここ、えっ?」と看板を確かめながらざわつく心をおさえて並び、入ってすぐにまず会計。席を選んで、あとは食べ放題だ。またまた列に並んで牛歩のごとく前進しながら、細〜い三角形にカットされた、あまり美味しくな○○○○ピザと、例のポテトをお皿にとる。周りを見渡すとほぼ満席で、小さな子ども連れの家族、サラリーマンやアジア系外国人のグループ、80歳は超えているだろう車椅子のご老人もいた。高齢であの油っぽいピザを食べられるなんてすごい。ひとりで巨大なピッチャーでビールを飲み、スポーツ新聞をみながら山盛りのピザにかじりついているおじさんもいた。わたしは懐かしのポテトに、大人になって初恋の人と再会したらどこが魅力だったのか分からなくなる感じを覚えながら、とにかくサラダバーの水菜とワカメとコーンとニンジンをたくさん食べて、ピザ屋に来た意味がない結果で店を後にした。
シェーキーズは昔、若者の店だったんだ。10代のお金はないけど(今もないけど)胃袋は丈夫なわたしみたいな学生が、空腹を満たしつつ友だちとくつろげる場所だった。もうわたしはシェーキーズに行ってもスパークジョイしないんだな。寂しいけど卒業だ。

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読書「ピクニック・アット・ハンギングロック」ジョーン・リンジー(著)※p.272