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英日翻訳者・ライター。行けるとこまで行きます。

「赤坂の姉妹 夜の肌」「グッド・オン・ペーパー」

「赤坂の姉妹 夜の肌」は、出てくる男がどいつもこいつもクソだった。自分の子どもができたというのに、笑顔で始末したか聞いて、違うと分かると大金を置いてブラジルに逃げるフランキー堺がとりわけ最悪だったし、それを追いかける新珠三千代もどうかしてると思った。でも大金くれるだけまだいいか。次々愛人を乗り換える政治家も、若い女の子を妊娠&自殺未遂させておいて新しい女と結婚しようとする中年男も最悪。女優の妻に捨てられた途端、かつて自分が振った女に言い寄る舞台演出家も、お前どの面下げて、と思った。
一方、イライザ・シュレシンガーの「グッド・オン・ペーパー」は嘘つきの詐欺師男に、ヒロインがちゃんと復讐しているからまだ爽快。あれがイライザ本人の実体験なんて凄すぎる。飛行機のチケットを拾ってもらった出会いから、友だちになって、恋人になって、婚約までしたのに、実は相手の男のアイデンティティは嘘まみれだったって。しかも、最後は裁判沙汰。やっぱりスタンダップコメディアンはネタ持ってるし、ちゃんと仕事=作品にするところがさすがと思った。私も逆境は全て笑いに変えるぐらい、逞しい根性を持ちたい。

6/26(土)
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6/29(火)
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映画「赤坂の姉妹 夜の肌」
Netflix映画「グッド・オン・ペーパー」
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