「RRR」
話題沸騰の「RRR」をついに鑑賞したよ。気取って斜に構えたりせずに王道、直球でいくところが清々しくてとても良かった。イギリスの植民地支配=悪、の映画をあれだけ堂々とエンタメに仕上げるという気骨が素晴らしいなと思った。アクションもわたしには「ワカンダ・フォーエバー」より新鮮で楽しかったよ。ダンスもキレキレ。ラーマが北村一輝にしか見えなくて、「イケメン♡」と思いながらわたしのつま先も一緒に踊りだしそうになった。ラーマはロン毛の方が好き♡
インド映画は全然知らなくて、ハリウッド製の「スラムドッグ$ミリオネア」とか「ホテル・ムンバイ」くらいしか見たことないんだけど、これをきっかけにもっと見たいなーと思った。でも、ベッタベタの恋愛もので3時間の作品とかもあるらしく、それはちょっと……なので、やっぱりドラマとアクションが面白いもの、となると「バーフバリ」がいいのかな。アマプラに入ってるっぽいから見てみよう。
作業ログ:1月18日(水)〜21日(土)BO訳出 p.88
「コペンハーゲン・カウボーイ」
まだ3話までしか見てないけど、レフンらしいネオンな色使いと構図、今どき珍しいスローな展開と静けさがいい。なんでもセリフで説明されないから、彼女は何が目的なの? 彼とはどういう関係なの? ってすごく想像力が刺激される。
作業ログ:1月12日(木)〜17日(火)BO訳出 p.73
「ほの蒼き瞳」
ついにコロナを引き寄せて数日伏せったけれど、なんとか回復した。この年末年始で友だちがバタバタ感染しててびっくり。次の新しい株が出てこなければ、わたしは無敵のままでいられるのかな?
体調が落ち着いてNetflixで「ほの蒼き瞳」を見た。クリスチャン・ベールは相変わらず上手いし、ハリー・メリングもはまり役だった。ルーシー・ボーイントンはこんなお飾り的な存在じゃなくて、「シング・ストリート」みたいなもっとかっこいい役やってほしいな。
作業ログ:1月6日(金)〜11日(水)BO訳出 p.57
「さよなら、私のロンリー」「ホワイト・ノイズ」
正月中にこの2本を見られて満足。
ミランダ・ジュライの「さよなら、私のロンリー」は、詐欺家族という意味では確かに「万引き家族」や「パラサイト」とかぶるんだけど、エヴァン・レイチェル・ウッドとジーナ・ロドリゲスの関係で見ると、ジュライの小説「最初の悪い男」に出てくる主人公と若い女性に通じるものがあるなと感じた。正月だから嫌でも余計に"家族”について考えさせられたんだけど、もうその呪縛から逃れてもっと身軽になりたいとここ数年ずっと感じてる。
バームバックの「ホワイト・ノイズ」は原作未読だからか、難解すぎてよくわからず。ガーウィグの髪型すてき、アダム・ドライバーがアラン・パートリッジ/スティーブ・クーガンに激似、くらいの感想しか出てこなかった。
作業ログ:1月2日(月)〜5日(木)BO訳出 p.45
12月に見た映画とドラマ
ちょっと日常のフェーズが変わって、ペースがおぼつかないんだけど、よい方向に向かっていることは間違いないから、このまま迷わず前進する。とりあえず最近みた映画とドラマを記録しておこうかな。
映画「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」/キャメロンの財力とパワーを見せつけられたなーという感想。海の中のクリーチャーや潜水艦のマシン、ロボットなどに「エイリアン」的なフェティッシュがあった。サム・ワーシントンの"父親"語りはちとうんざり。家族が家族が言われると重い。萎える。そういえば、このあいだのLAプレミアで、イーディ・ファルコがこの映画を撮影したのは4年前で、もうとっくに公開されて失敗したんだと思ってたと話したエピソードに笑った。
映画「聖なる証」/フロピューのどっしりした存在感が、北の大地にしっかり根を張って良き。近親相姦を黙って受け入れる母、トラブルから目を背ける田舎の排他的な空気がつらかった。
映画「キング・オブ・スタテンアイランド」/ようやく見れたー。やっぱりピートいい。あんなダメ男なのに面倒みたくなっちゃうの、素直だからだろうね。美女たちが完落ちする気持ちもわかるし、しばらく楽しんで放流するのもわかる。あとベル・パウリーがよかった!(彼女の「ミニー・ゲッツの秘密」も大好き)
ドラマ「ウォッチャー」シーズン1/あの家は実在して、ウォッチャーからの手紙も実際にあったことらしいけど、ドラマはさらに脚色を加えてるんだと思う。不気味な手紙が届かなくても、近所にミア・ファローとマーゴ・マーティンデイルが住んでるだけで、もう引っ越したくなるほど怖い。