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英日翻訳者・ライター。行けるとこまで行きます。

ミカエラ・コール

「I May Destroy You」のミカエラ・コールがようやくエミー賞を受賞して、ライターたちに向けたその受賞スピーチが素晴らしかった。「自分が恐怖を感じたり、不安や不快な気持ちを抱く物語を書いて。さぁ、やってみて」「今の時代、露出していることがすなわち成功みたいに思われている。でも、恐れないで。そうした風潮から、人々の目から、しばらく姿を消すことを。静寂の中で、自分の中に訪れるものと向き合うことを」訳したらこんな感じかな。ミカエラ脚本・監督・主演の「I May Destroy You」は性的暴行を受けたミカエラ自身の体験をドラマ化したHBO作品で、今のところ日本だと見られない。彼女のドラマ「チューイングガム」は昔Netflixで配信してて、イーストロンドンのクリスチャン家庭で育った女の子が処女を捨てようとするめちゃくちゃ面白いコメディだった。この子の存在感すごい、と思ってたら今回ついにエミー賞とって、私は自分の嗅覚をちょっと自慢したい気持ちなんだけど、こういうのは見苦しいし勘違いだから言わない方がいい。

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