「新感染 ファイナル・エクスプレス」

めちゃくちゃ面白かったー。「ワールド・ウォーZ」の列車版って感じで、ゾンビの大群が車両の通路から天井まで折り重なるように襲いかかってくるの、爆笑しながら見た。この映画のゾンビは、押すドアは開けられるけど、引くドアは開けられないの。バリアフリーに弱いのね？
主演のコン・ユって俳優、初めて知ったんだけど、田中実と大沢たかおを足して2で割ったようなイケメンだった。それにマ・ドンソクってたまに韓国映画で見かける俳優も、ユーモアを見せつつ肉体派の正義感溢れる“漢”って感じで魅力的だったな。
あと、韓国語の「ファンドマネージャー」と「キム代理」の読み方が日本語と同じということも楽しい発見だった（主人公が証券会社のリーダーという設定だったので、こんなセリフが出てくる）。続編ができるそうで、今度は釜山が舞台になるのかな。ゾンビが進化して、生きてる人間なら誰でも襲うんじゃなく、腹黒い奴とか身勝手な奴とかそういう人間性を判別して淘汰していく知恵をつけていたら面白いと思うんだけど。ゾンビによってある意味、社会が浄化されるような？　なんて話、もう誰か作ってるかな。

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