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英日翻訳者・ライター。行けるとこまで行きます。

「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」

春頃からずっと楽しみにしていた石岡瑛子展を見に行った。広告ビジュアルや映画衣装だけでなく、本の装幀までやっていたなんて。おまけに東急百貨店の企業マークとか、山本山の海苔パッケージとかも彼女だったのね。びっくり! 私は特に1980年のPARCOの広告がエネルギッシュでほんとに素敵だと思った。LGBTをすでに意識した「宿愚連若衆艶姿(ヤサグレテアデスガタ)」のコピーがついたビジュアル。彼女は自身の才能ももちろんだけど、バブル期の企業に広告費が潤沢にある時代とうまくマッチして、自由にスケールの大きな仕事ができたんだなぁと思った。あと、10代の頃に制作したという「ecoちゃんの日記」みたいな将来の夢を記したノートの完成度があまりにも高くて、すでに才能が爆発してた。オリンピックのユニフォームデザインとかよりも、そのノートに込められた情熱に感動してしまった。
私も瑛子さんの言葉のように、歳をとるごとにどんどんラディカルに生きていきたいよ!

11/19(木)
映画ニュース翻訳
11/20(金)
映画ニュース翻訳;リサーチ
11/21(土)
J案件;N案件
11/22(日)
J案件;N案件

Kindle読書「トウキョウ・バイス: アメリカ人記者の警察回り体験記」ジェイク・エーデルスタイン(著)※14%