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英日翻訳者・ライター。行けるとこまで行きます。

サ道

「ととのったー」という感覚を、私もようやく知ってちょっと感動してる。夫はサウナが大好きで、何年もその素晴らしさを力説していたのだけど、私が自分でそれを体験したのは、アマプラで見た「サ道」がきっかけだった。これは、高温サウナに入って、水風呂に入って、その後にぼーっと寛いでいるところで、「ととのう」と呼ぶ至福の脱力モーメントが訪れるのを、淡々と描いているサウナ版「孤独のグルメ」みたいな番組。私は今までサウナは入れても、水風呂がどうしても無理だった。だから「ととのう」という感覚がわからなかったんだけど、「サ道」の「ととのう」モーメントで出てくる横尾忠則の絵みたいなトリップ感と、エンディング曲「そなちね」の妙に懐かしい音に引き込まれて、ついに水風呂に挑戦したところ、いとも簡単に「ととのう」処女を卒業した。だいたい「初めて」って呆気ないというか、越えると拍子抜けするよね。もうその後は何度も繰り返しちゃって(サウナ&水風呂のことです)、このセットなしには訪れない快感なんだと身をもって(サウナ&水風呂のことです)理解した。「サ道」はかわいいおじさん、三宅弘城という大人計画の俳優も知ることができて、もうほんとにお礼言いたい気分。

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Kindle読書「ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち」J・D・ヴァンス(著)※読了