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英日翻訳者・ライター。行けるとこまで行きます。

マヤ・ホークとシルヴィア・プラス

イーサン・ホークユマ・サーマンの20歳の娘マヤ・ホークが、シルヴィア・プラスの詩「Mad Girl's Love Song」に共鳴して、自分も詩を書き始めたと雑誌に答えていた。それを見て、美しいだけじゃなく、感受性も豊かで聡明な女の子なんだなーとうっとり。イーサンは作家でもあるし、きっと小さい頃からいろんな絵本を読み聞かせてもらって、すてきなレコードを聴かせてもらって、たっぷりと愛情を注いでもらったんだろう。マヤのインスタを見ているとそう思う。
イーサンと言えば昔、彼が自分の小説をもとに監督した映画「痛いほどきみが好きなのに」(2006)のPRで来日したときに、インタビューしたことがある。わたしはイーサン&ジュリー・デルピー主演「ビフォア・サンライズ」のシリーズが大好きで、会えるのが本当にうれしい気持ちと、実は感じ悪い人だったらガッカリだなぁという気持ちとで、緊張しながら対面したんだけど、向き合って座ったイーサンはまったく飾らない誠実で温かい人だった。ちょっとした合間に、テーブルの上に出されていたテントウ虫のチョコレートで遊んでいたのをよく覚えている。
マヤの話に戻ると、数年前からキルステン・ダンストが監督デビュー作として、シルヴィア・プラスの自伝的小説「ベル・ジャー」の映画化を企画していて、ダコタ・ファニングが主演に決まっている。でも、今回のマヤのコメントを読んで、主人公エスター役には年齢的にもフレッシュさ加減でも、マヤがぴったりなのではとわたしは思う。キルステンとマヤで、「レディ・バード」のグレタ・ガーウィグシアーシャ・ローナンみたいなケミストリーが生まれないかな。(こうやって誰にも頼まれていない脳内キャスティングをするの、ほんと楽しい!)

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